イスタンブール空港 IGA Lounge での過ごし方【プライオリティパス利用可】
2024年の夏に8泊11日でドイツ&フランスへ新婚旅行に行ってきました。
本記事ではトランジットで利用したイスタンブール空港のIGAラウンジについてまとめました。
今回の旅について
私たちは今回の目的地はmであるドイツのベルリンに向かうため、関西国際空港(KIX)からの深夜便に乗り、イスタンブール空港(IST)経由でベルリン・ブランデンブルク国際空港(BER)へ向かいました。
ブログやYouTubeでイスタンブール空港に事を調べていると、ラウンジの評価が高く、ラウンジの利用も今回の旅の目的としていました。
イスタンブール空港には複数のラウンジがありますが、私達はANA SFCの資格も持っておらず、チケットもエコノミーだったため、今回はプライオリティパスで入ることができるIGAラウンジを利用しました。
SFCを持っている人が羨ましいです
ちなみにプライオリティパスの資格はクレジットカードの「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」の特典で付いてきました。
年会費が少しお高めのカードではありますが、旅行で利用できる特典も多く、初年度はキャンペーンを利用すればポイントで年会費を相殺できそうだったので、海外旅行が決まったタイミングで1年間はお試しのつもりでカードを申し込みました。
IGAラウンジは有料のラウンジ(大人1人85ユーロ+VAT、子供1人42.50ユーロ+VAT)ですが、プライオリティパスのスタンダードプラス以上の資格があれば無料で利用できます。
プライオリティパスの資格が付いているかどうかは、クレジットカードを決める際の1つの基準になりました。
航空会社はターキッシュエアラインズ。
21:55に出発予定でしたが、1時間遅れて23時ごろに関空を出発しました。
イスタンブール空港には現地時刻で早朝6時に到着。到着が少し遅れましたが、次の便の出発まで3時間以上ありました。
トランジットの時間がもう少し短い便もあったのですが、遅延する可能性を考慮したのと、初めての国際線ラウンジを楽しみたかったので、余裕を持たせたプランにしました。
降機してからラウンジまでの道のり
飛行機を降りるとまず「Transfer」の表示を頼りに、保安検査場を目指します。
保安検査場を抜けると免税店エリアが広がっており、早朝にも関わらずたくさんの人がいました。まさに眠らない空港ですね。
長距離フライトで疲れていたので、寄り道せずにラウンジを目指しました。IGAラウンジは「A」ゲートを目印に進むと左手に見えてきます。
受付でプライオリティパスと搭乗券(Boarding Pass)を見せることで、搭乗券でラウンジのゲートが通過できるようにななりました。パスポートの提示は必要無かったです。
受付での搭乗券の登録が済んだ後は自由に出入り可能です。
まずはシャワーを浴びてリフレッシュ
ラウンジに着いてからすぐに荷物をロッカーに預けてシャワーを浴びることに。
ロッカーはラウンジを入ってすぐ右手にありました。
暗証番号の設定はロッカーを閉めたあと、設定したい数字(最大9桁)を入力し、「#」を押せば完了です。
開くときも設定した番号を入力し、最後に「#」を押せば開きます。
シャワー室はロッカールームの隣にありました。利用するにあたって予約の必要もなく、もちろん無料で利用できます。
写真は男性のシャワールームです。
シャワールームは個室が2つあり、中からは鍵をかけることができました。
シャンプーとボディーソープも備え付けられてました。「SHOWER GEL」はボディーソープの事のようです。
ドライヤーはあるのかどうか心配していましたが、ちゃんと備え付けられてました。
見た目以上に威力が強く、すぐ乾かすことができました。
あと写真はありませんが、身体を拭くための使い捨てペーパータオルが置いてありました。
ラウンジ内を散策して設備を確認
シャワーでリフレッシュしたあとは楽しみにしていたラウンジを散策しました♪
フロアマップはこんな感じです。収容人数650人ということもあり、かなり広いです。
食事スペースはもちろんのこと、パソコンが置いてある席やビリヤード台、喫煙スペースや礼拝室などもありました。
気になる食事の内容は??
早朝は軽食のみの提供
食事の提供はラウンジの中央あたりのMain Buffet Area(以下、「メインエリア」と呼びます)で行われていました。
ラウンジに着いてすぐは早朝だったので、メニューの種類は少なく、軽食のみの提供でした。
事前の下調べで魚のフライや肉料理もあるとの事だったので、お昼に近づくにつれてメニューが増えてくると予想し、食事は一旦保留にすることに。
飲み物類はこんな感じ。
冷蔵庫にはコーラやスプライト、炭酸水やファンタオレンジやレモンティーなど、ホット系はコーヒー、エスプレッソ、チャイなどがありました。
上に乗っているやかんにチャイが入っており、蛇口から出るお湯で濃さを調整するようです。
飲むヨーグルトや食べ物コーナーにはフルーツ系のジュースが置いてありました。
アルコール類は見当たりませんでした。
コーラ等がある冷蔵庫にアルコール類も置いてあると記載のあるブログも見かけたのですが、私が行った時はありませんでした。
バーカウンターがあったのでもしかしたらそこで注文すれば飲むことができたのかもしれません…。有料だったら嫌だったので注文しませんでした(^^;)
ランチタイムに近づくにつれて種類が豊富に
予想していた通り、ランチタイムに近づくにつれ、食事のレパートリーが増えてきました。
お肉系の料理やご飯ものはスタッフの人によそって貰うシステムでした。
お肉系の料理はナスとひき肉を使った煮込み料理(?)と鶏肉じゃがのような料理があり、ご飯ものはピラフでした。
どれも美味しかったです。
食事が並んでいるエリアの反対側には厨房が。
他のお客さんを見ていると、どうやら料理を注文するシステムらしく、ひとまず私も厨房の前へ行ってみたもののメニュー表も何も無く、どうやって頼めばよいか分からない…。
するとコックさんから喋りかけてくれたのですが、何を言っているのか分からずタジタジしていると、「料理を作るから、そのままここで待つか、5分後にまたおいで」的なことを言って、料理を作り始めてくれました。
そのまま厨房の前で待っているとオムレツのようなものを作ってくれました。
何はともあれ料理をGETできたので良かったです。
席は混雑を避けたいなら一番奥の Caffe Break Area!!
私たちはCaffe Break Areaに席を取って過ごしました。
早朝に行ったので、ラウンジ自体がガラガラなのかなと思っていたのですが、意外とそうでもなく、メインエリア付近は混雑していてほとんどの席が埋まっていました。
一方、階段を挟んだ先にあるBosphours Terrace と Caffe Break Areaはガラガラでした。
ガラガラだったこともあり、椅子を2つ並べて足を伸ばして休んでいる人が多かったです。
また、Bosphours Terrace と Caffe Break Areaにもドリンクと軽食(デザートやお菓子など)が置いてあったため、ドリンクのおかわりのためにわざわざメインエリアまで戻らなければならないという事もなかったです。
最後に全体的な感想
初めての国際線のラウンジ利用だったのですが、期待通りの満足感でした!
個人的にはシャワーが使えるのもありがたかったですし、料理も飲み物も楽しめるので、トランジットの時間がただの待ち時間では無く、旅の楽しみの1つとして過ごすことが出来たので良かったです。
貴重品はロッカーに預けることが出来たので、ラウンジ内では気楽に過ごすことができ、精神的にも休まりました。
またプライオリティパスのおかげで、無料で利用することができた点も、お得感もあって満足度が高まりました。
その点で言うと、IGAラウンジを通常料金の大人1人85ユーロ+VAT、子供1人42.50ユーロ+VATを払ってまで利用したいかと問われると、正直微妙です(^^;)
次回イスタンブール空港を利用するときにプライオリティパスの資格を持っているのであれば、是非また利用したいとおもいました!
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
他にもヨーロッパ旅行についての記事を投稿していますので、興味があればご覧ください♪